1日1冊本紹介その④「なぜ僕らは働くのか」

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 こんにちは!バリバリ現役高校生のなす丸です!

 「面白い」と思った本をほぼ毎日ペース紹介しています。今回紹介するのは、「なぜ僕らは働くのか」。池上彰さんが書いた本で、僕がもっと小さい頃に読んでおきたかったと思う本の一つなので、ぜひ覗いてみてほしいです。

こなす
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「なぜ僕らは働くのか」基本情報

引用:学研出版サイト

分類:文学・教育
監修:池上彰
推奨年齢:小学生〜高校生(どの年代でも勉強になります!)
ページ数:219ページ
発行所:株式会社学研プラス

本の概要&見どころ

注意:ネタバレが含まれます!

この本の概要

 この本は図解がメインの本となっています。「仕事ってなんだ?」や「幸せに働くってどういうこと?」などがテーマになっていて、全6章に分かれています。そして各章の冒頭に解説マンガがついています。解説マンガのあらすじは以下の通りです。

 東京の進学校に通うも不登校になってしまった中学2年生の隼人は、母親の実家のある広島での生活を始めていた。将来についての不安が尽きない日々を送っていたが、ある時に本のデザイナーをしている伯母の優ねえちゃんからデザイン中の本の原稿を渡される。それは働くことや仕事について子供向けに解説している本だった。

この本の見どころ

オールカラーで、図もポップで分かりやすい!
 この本の最大の魅力は「働く」という難しいことについて文章ではなく、図に落とし込んで解説している点です。大人でも深く考えると難しいテーマなので、文字だけでなく見て分かるのは楽しく読み進められる理由でしょう。例として下にとあるページの画像を貼りました。

引用:PR TIMES

マンガのパートがあるから内容がより身近に感じられる
 各章冒頭のマンガはそれだけで一冊になるほどのクオリティで、誰しもが共感できる内容になっているので自分の日常に落とし込んで考えやすいです。テーマの難しさに比べて小さい子にもオススメしやすい理由の1番はストーリー性があるところだと思います。

内容がとにかく濃い!
 結局はこれがこの本の本当の凄さです。働くことをいろーんな角度から見て、とにかくいろーんな考え方を与えてくれます。おそらく実際に社会で働いている大人の人が読んでも多くの発見と納得が得られるはずです。自分が漠然と持っていた疑問や不安、イメージが読むにつれてどんどん霧が晴れるようにハッキリしてくるので、「なぜ僕らは働くのか」というタイトルにとても相応しいです。

おわりに

 最後まで読んでくれてありがとうございます。

 働いている人も、いつか働く人にも、どんな人の希望にもなる本です。

 もしこの本を読んでくれた人が、読み終わった後にちょっと、ちょっとでいいから世界が明るくなっていたらな、と願っています。

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