1日1冊本紹介その⑥「失敗図鑑」

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 こんにちは!バリバリ現役高校生のなす丸です!

 「面白い」と思った本をほぼ毎日ペース紹介しています。今回紹介するのは、「失敗図鑑」。どんなにすごい人でも失敗はある、そうやって勇気がもらえる一冊です。

こなす
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「失敗図鑑」基本情報

引用:www.amazon.com.jp

分類:文学・教育
著者:大野正人
出版社:株式会社文響社
推奨年齢:小学生〜中学生(大人にもお薦め)
ページ数:175ページ

本の概要・見どころ

注意:ネタバレが含まれます!

この本の概要

 この本は歴史人物に注目して書かれています。「その人の主な功績→その失敗・ダメだったところ→そこから私たちが学べること」という流れで書かれていて、全てに挿絵が入っているのも特徴です。そうして全部で23人の偉人がこの本では紹介されています。

この本の見どころ

言葉遣いがやさしくて、絵もあるから難しくない
 みなさん歴史にはどうしても難しいイメージがあるでしょう。でもこの本は人物のみにピックアップしているからポイントが分かりやすいし、なにより言葉遣いがやさしくて小学生でも理解できます。オールカラーで挿絵がついているから本が苦手な子でも飽きずに読めるかもしれません。

意外すぎる失敗に思わず共感してしまう
 偉人の本、なのに身近に感じるのは失敗エピソードに思わず共感してしまうからです。例えばフロイトの「人の話が聞けない」とか手塚治虫の「悪口を言ってしまう」とか、皆んなも一度は注意されたような欠点がほとんどになっています。「この人も実は僕と同じ悩みがあったんだ」と思うとその人物にだんだん愛着が湧いてきます。

失敗からの学びが深すぎる
 この本の1番の素晴らしい所は、その人の失敗から何が学べるか、ということを問いかけてくる所です。誰にだって失敗はある。じゃあそれは何がいけなかったのか。それは本当にダメなことなのか。どうすれば良かったのか。そんなことを読みながら考えているうちに、「今やるべきこと」が見えてきます。何度読み返しても感動できる、そんな一冊です。

おわりに

 最後まで読んでくれてありがとうございます。

 失敗した時には誰だって落ち込むけど、失敗から自分の人生をよりよくできる人になりたいですね。

 もしこの本を読んでくれた人が、読み終わった後にちょっと、ちょっとでいいから世界が明るくなっていたらな、と願っています。

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